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リバブル、仲介M向けにスマートホームリフォームパッケージ

 東急リバブル(株)は1日、既存マンションリフォームに関して(株)LIXILと提携したことを発表。同社の仲介で既存マンションを購入し、提携リフォーム会社にリフォームを発注したユーザー向けに、独自のスマートホームリフォームパッケージの提供を開始した。

 新築マンションやリノベーション物件へのスマートホームデバイスや対応家電を導入するケースも増加してきたが、個人が既存住宅に導入するにはスマート家電や接続機器の選び方など、ハードルも高い。そこで、両社では、スマートホーム化リフォームパッケージを開発した。

 同パッケージは、LIXILのIoTホームリンク「Life Assist2」を使用したもので、エアコン・床暖房対応のガス給湯器・照明用スイッチおよび接続機器の設置工事、接続設定、施主と家族のスマートフォンとの連携設定に至るまでトータルサポートを含む商品構成となっている。販売価格は標準パッケージ価格で70万円(税込み)。「スマートホームに興味は持っていても、設定の煩雑さやコスト面で躊躇するユーザーは多い。マイホーム購入を機に検討しやすくした」(同社)。

 指定事業者による施工となるため、当初の対象エリアは横浜市・川崎市の東急田園都市線エリアが中心。今後、順次拡大していく予定。


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