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大阪公社、賃貸住宅で「スマート置き配」を導入

 ⼤阪府住宅供給公社は1日、オートロック付きの「OPH石橋テラス」(大阪府池田市)、「OPH長瀬さくらテラス」(大阪府東大阪市)へ、(株)ライナフが提供するスマートロック機能を活用した玄関前の置き配サービス「スマート置き配」を導入した。

 オートロック付き住宅ではセキュリティの問題から玄関前の置き配の利用は難しく、宅配ボックスも数に限りがあり、満杯時には使用ができない等の課題があった。そこで、エントランス部分に、「スマート置き配」のデバイスを導入することで、システム登録をしている配達業者が配達時にのみオートロックを解除できるようになり、入居者が不在であっても玄関前での置き配を利用できる。

 同サービスは、大手ECサイトが提供するオートロック解錠デバイス、およびライナフの「NinjaEntrance」を活用したもの。初期費用、デバイス費用などは一切かからず、新築・既存問わず物件の置き配対応が可能となる。

 6ヵ月間の検証後に、入居者アンケートで効果測定を行なう予定。


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