不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

増収減益/長谷工23年3月期3Q

 (株)長谷工コーポレーションは9日、2023年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当期(22年4月1日~12月31日)は売上高7,065億2,200万円(前年同期比12.9%増)、営業利益565億8,600万円(同7.9%減)、経常利益550億5,000万円(同9.7%減)、四半期純利益369億4,500万円(同11.7%減)。建築受注用地の取扱量増加等により増収となるも、完成工事総利益率の低下に伴う工事利益の減少、一般管理費の増加などにより減益に。

 セグメント別にみると、建設関連事業は、分譲マンション新築工事45件、賃貸住宅等11件を受注、48件を竣工し、売上高は5,297億円(同16.9%増)を計上。完成工事総利益率の低下に伴う工事利益の減少、一般管理費の増加などにより営業利益は485億円(同2.9%減)にとどまった。

 不動産関連事業は、連結子会社における分譲マンション新規引き渡しの減少が響き、売上高622億円(同4.8%減)、営業利益88億円(同8.5%減)。サービス関連事業は大規模修繕工事等の施工量増、リノベーション事業の販売戸数増などが寄与し、売上高1,618億円(同11.2%増)、営業利益82億円(同27.9%増)。

 通期は売上高9,600億円、営業利益870億円、経常利益850億円、当期純利益570億円を見込む。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら