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売上・利益とも過去最高/三井不23年3月期3Q

 三井不動産(株)は10日、2023年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当期(22年4月1日~12月31日)は、売上高1兆6,263億9,300万円(前年同期比10.9%増)、営業利益2,133億1,600万円(同38.0%増)、経常利益1,862億700万円(同35.1%増)、四半期純利益1,471億7,100万円(同19.2%増)。四半期純利益としては、売上高、各段階利益とも過去最高を更新した。

 セグメント別では、「賃貸」が米国「50ハドソンヤード」の収益・利益の拡大に加え、既存商業施設の収益回復や新規開業効果で、営業収益5,583億3,200万円(同13.2%増)、営業利益1,150億6,300万円(同13.4%増)。

 「分譲」は、国内住宅分譲の計上戸数が2,444戸(同331戸減)と減少したが、投資家向け物件売却が進捗したことで、営業収益4,269億7,000万円(同5.2%増)、営業利益907億3,200万円(同20.3%増)。

 「マネジメント」は、リパーク(貸し駐車場)の稼働率向上や費用削減効果で、営業収益3288億1,400万円(同3.2%増)、営業利益479億1,500万円(同15.3%増)となった。

 通期予想は、売上高2兆2,000万円、営業利益3,000億円、経常利益2,600億円、当期純利益1,900億円と見込む。


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