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増収減益/エリアL22年12月期

 エリアリンク(株)は14日、2022年12月期決算(非連結)を発表した。

 当期(22年1月1日~12月31日)は、売上高208億7,800万円(前期比1.5%増)、営業利益37億4,200万円(同22.9%増)、経常利益37億5,800万円(同24.9%増)、当期純利益28億8,300万円(同9.1%減)。

 主力のストレージ事業では、ストレージ運用は、トランクルームブランド「ハローストレージ」の稼働率が89.36%(前期末比3.50ポイント増)と、上場来最高値を記録し、収益性が向上した。また、20年から約2年にわたり進めてきたコンテナの買い戻しによる利益率改善効果に加え、収益性の高い自社出店に方針を転換したことから、大幅増益に。ストレージ流動化は、アセット屋内型ストレージの「土地付きストレージ」の販売5件と受注2件等を計上。結果、売上高163億6,600万円(同5.8%増)、営業利益40億8,400万円(同19.6%増)と増収増益となった。

 土地権利整備事業は、「量から質」を重視した方針へ切り替えた結果、売上高31億1,000万円(同16.3%減)、営業利益4億6,400万円(同5.0%増)と減収増益に。22年期末時点の在庫額は39億5,500万円(前期末比14億3,900万円増)。

 次期については、売上高218億円、営業利益40億5,000万円、経常利益39億3,000万円、当期純利益26億円を見込む。


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