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愛知県のM賃料、シングルは伏見駅が4年連続でトップ

 (株)長谷工ライブネットは8日、「東海圏賃貸マンション賃料相場マップ 2023」の販売開始に合わせ、同圏域におけるマンションの賃料相場ランキングを発表した。

 東海圏において、同社が管理している約1万2,000戸の賃貸マンション成約データと、同社が信頼できると判断した22年1~12月の賃貸募集データを基に、間取りタイプをシングル・コンパクト・ファミリーの3タイプに分類。沿線・駅別の賃料相場を当社独自の分析・調査したもの。

 愛知県のシングルタイプ(25平方メートル)の1位は、4年連続で名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅(7万4,000円)。2位は、2年連続となる「名古屋」駅と、前年より1ランクアップした「本山」・「丸の内」駅(7万2,000円)。また、「栄」「栄町」「鶴舞」「亀島」駅が同率3位(7万1,000円)で、前年と上位駅に大きな変化はみられず、地下鉄沿線駅の賃料水準が高い結果に。

 ファミリータイプ(60平方メートル)、1位は「伏見」駅(22万5,000円)。前年ランク外であった「名古屋」「亀島」駅(17万5,000円)が2位となり、新築・築浅の大規模分譲マンションが賃貸市場へ流入したことにより大幅なランクアップにつながった。

 静岡県でのシングルタイプ1位は、JR東海道本線・静岡鉄道清水線「静岡」「新静岡」駅(6万4,000円)、2位は静岡鉄道「音羽町」、JR東海道本線「清水」駅(6万2,000円)、3位は東海道本線「東静岡」駅(6万円)となった。

 また、ファミリーでも「静岡」「新静岡」駅(ファミリー:15万1,000円)が1位となった。


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