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三菱地所、北海道とワーケーションパートナーシップ協定

協定締結式の様子。左から三菱地所(株)エリアマネジメント企画部長・服部謙一氏、北海道総合政策部地域振興監・北村英則氏、エコッツェリア協会専務理事・竹内和也氏

 三菱地所(株)と(一社)大丸有環境共生型まちづくり推進協会(以下、エコッツェリア協会)は16日、北海道とワーケーションパートナーシップ協定を締結した。

 ワーケーションの推進による地域創生促進が目的。エコッツェリア協会が運営する社会課題に取り組むビジネス交流施設「3×3 Lab Future」(東京都千代田区)で行なわれた協定締結式には、北海道総合政策部地域振興監・北村英則氏、三菱地所(株)エリアマネジメント企画部長・服部謙一氏、エコッツェリア協会専務理事・竹内和也氏が出席した。北村氏は、「北海道は広大な大地、新鮮な食、多様な歴史文化を持つ。多くの方に北海道でのワーケーションを経験していただき、人材育成、新たなビジネス展開に取り組んでいただきたい」と述べた。

 協定に基づき、三菱地所はこれまで蓄積してきた資源やノウハウを活用しながら、ワーケーション活動を通じた企業価値向上、地域社会の発展に向けた取り組みを進める。エコッツェリア協会は、「3×3 Lab Future」を拠点に北海道の魅力を発信していくと共に、道内自治体等との関係性を深め、地域課題解決に向けた取り組みや価値創造を推進する。北海道は、ワーケーションを通じた企業との連携により、関係人口の増加、地域課題の解決等を通じ、地域創生を図る。

 初弾の取り組みとして、丸の内エリアの企業や就業者に向け、北海道での交流プログラムを企画・開催する。5月に2回行なう予定。


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