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全宅管理、「提案型管理」へテック企業と提携

 (一社)全国賃貸不動産管理業協会は7日、不動産会社向けシステム開発などを手掛けるStudio LOC合同会社(スタジオエルオーシー、東京都台東区、代表社員:長田幸洋氏)との業務提携を発表。全宅管理の会員約6,600社に対して、スタジオLOCが提供する賃料査定・空室対策提案ツール「参謀くん」の提供を開始する。全宅管理の会員サポート事業における提携商品として、「参謀くん」を追加し、導入を促進していく。

 空き家数の増加や空室率の高まりといった社会課題に対して、管理会社による適切な賃料査定と空室対策の提案が求められている。ただ、こうした提案業務の多くは管理会社が手作業で行なっており、人手不足の中で十分な提案ができないケースが多い。今回の提携により、「参謀くん」を会員が利用することで、会員の業務を「提案型管理」に進化させるのが狙い。

 「参謀くん」は、不動産のビッグデータとAIを活用し、賃料査定や空室対策案などを含む、賃貸住宅オーナー向けの提案書を最短1分で作成できる営業支援ツール。


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