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首都圏新築戸建て価格、全エリアで前年比上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社ネットワークにおける2023年3月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均価格は4,546万円(前月比0.9%上昇)。エリア別では、東京23区6,894万円(同0.3%上昇)、東京都下4,770万円(同0.9%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市5,213万円(同0.2%上昇)、神奈川県他4,000万円(同0.5%上昇)、埼玉県さいたま市4,484万円(同0.9%上昇)、埼玉県他3,637万円(同2.0%上昇)、千葉県西部4,183万円(同0.1%上昇)、千葉県他3,218万円(同0.6%上昇)だった。

 連続下落となっていたさいたま市、埼玉県他、千葉県西部が上昇に転じ、全8エリア前月比で上昇し、東京都下、埼玉県他、千葉県他は、17年1月以降最高額を更新。前年同月比では17ヵ月連続して全エリアでプラスとなった。

 平均価格指数は、東京23区124.1(前年同月比8.9ポイント上昇)、神奈川県横浜市・川崎市119.1(同6.9ポイント上昇)、埼玉県さいたま市127.6(同5.4ポイント上昇)、千葉県西部128.3(同5.2ポイント上昇)。東京都下119.2(同5.6ポイント上昇)、神奈川県他119.0(同6.1ポイント上昇)、埼玉県他118.6(同5.5ポイント上昇)、千葉県他123.8(同5.5ポイント上昇)。平均価格指数の前年差は縮小傾向にあり、上昇の勢いは鈍っている。

 一方、既存マンションの1戸当たり平均価格は3,902万円(前月比0.7%下落)。エリア別では、東京23区4,936万円(同0.5%下落)、東京都下3,225万円(同1.3%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市3,393万円(同0.3%下落)、神奈川県他2,605万円(同0.2%下落)、埼玉県さいたま市3,450万円(同0.7%下落)、埼玉県他2,593万円(同0.9%下落)、千葉県西部2,981万円(同0.6%下落)、千葉県他1,993万円(同1.1%下落)だった。

 東京都下を除く7エリアが前月比で下落。前年同月比では、21ヵ月連続で全エリア上昇となった。

 平均価格指数は、東京23区134.2(前年同月比7.0ポイント上昇)、神奈川県横浜市・川崎市122.4(同8.9ポイント上昇)、埼玉県さいたま市141.8(同8.9ポイント上昇)、千葉県西部141.9(同20.2ポイント上昇)。東京都下127.4(同9.1ポイント上昇)、神奈川県他137.0(同13.0ポイント上昇)、埼玉県他140.4(同10.4ポイント上昇)、千葉県他132.2(同13.0ポイント上昇)。


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