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増収増益/大東建託23年3月期

 大東建託(株)は4月28日、2023年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(22年4月1日~23年3月31日)は売上高1兆6,576億2,600万円(前期比4.7%増)、営業利益1,000億円(同0.4%増)、経常利益1,038億9,800万円(同0.2%増)、当期純利益703億6,100万円(同1.1%増)の増収増益。

 建設事業は、売上高(完成工事高)が4,595億7,200万円(同6.2%増)となり、営業利益は213億2,300万円(同39.6%減)。受注工事高は、新型コロナウイルス感染症の収束に伴う営業活動の制限緩和により5,037億7,000万円(同19.7%増)と増加。期末の受注工事残高は、7,218億7,100万円(同1.5%増)となった。

 不動産事業は、「賃貸経営受託システム」による一括借上物件の増加や過去最高水準の入居率を背景に、借上会社である大東建託パートナーズ(株)の家賃収入が増加。「連帯保証人不要サービス」を提供するハウスリーブ(株)の収入も拡大したことなどから、売上高1兆1,030億200万円(同3.6%増)、営業利益は815億6,500万円(同4.6%増)。

 次期は、売上高1兆7,150億円(同3.5%増)、営業利益1,030億円(同3.0%増)、経常利益1,080億円(同3.9%増)、当期純利益730億円(同3.8%増)を見込む。


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