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いちご、レジデンス・トークンの第2弾発売

 いちご(株)の連結子会社で、セキュリティ・トークンを活用したデジタル不動産事業「いちご・レジデンス・トークン」を手掛けるいちごオーナーズ(株)は5日、その第2弾の組成・販売に向け東京23区内所在のレジデンス5物件(7棟)の譲渡を決定した。

 「いちご・レジデンス・トークン」は、ブロックチェーンで権利を管理する、データの改ざんが極めて困難な安全性に優れた投資商品。不動産の信託受益権を小口化することで少額での投資も可能とし、これまで機関投資家に限られたオルタナティブ商品(株式や債券等以外の商品)への投資機会を個人投資家にまで提供する。

 第2弾の「いちご・レジデンス・トークン -中目黒・神楽坂・明大前・代々木・三軒茶屋-」は、賃貸マンション「GRAN PASEO中目黒EastおよびWest」(東京都目黒区、2023年1月・22年12月竣工)、「同神楽坂Ⅱ」(東京都新宿区、22年4月竣工)、「同 明大前Ⅱ・Ⅲ」(東京都世田谷区、22年1月竣工)、「PASEO代々木」(東京都渋谷区、22年7月竣工)、「GRAN PASEO三軒茶屋」(東京都世田谷区、23年1月竣工)の7棟(信託受益権)で組成。三菱UFJ信託銀行(株)が信託受託およびブロックチェーン基盤「Progmat(プログマ)」を活用したセキュリティ・トークンを提供する。

 発行価額の総額は21億9,100万円(7月5日時点の見込み額)、運用資産総額は68億9,000万円。運用期間は原則約5年3ヵ月の予定。


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