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厚木駅前の大規模再開発事業がまちびらき

「厚木駅南地区第一種市街地再開発事業」全景

 厚木駅南地区市街地再開発組合は25日、6月30日に「厚木駅南地区第一種市街地再開発事業」(神奈川県海老名市)の工事が完了したと発表。再開発事業エリア全体を「ファーストリンクテラス」と命名し、まちびらきした。

 同事業は、海老名市初の市街地再開発事業。小田急小田原線・JR相模線「厚木」駅周辺の都市機能の更新と商業の活性化を図るため、駅前広場の整備や周辺道路の新設・再整備、商業および居住機能の集積を図り、地域交流拠点としてのまちづくりを目指してきた。

 2014年に組合が設立。15年に事業協力者として(株)マリモ、(株)長谷工コーポレーションを選定し、事業コンサルタントである(株)URリンケージ、(株)東畑建築事務所とともに事業を推進。参加組合員としてマリモ、小田急不動産(株)、特定業務代行者として長谷工コーポレーション、馬淵建設(株)が参画してきた。

 施行区域約1.1haに、住宅棟「ファーストリンクレジデンス」〈鉄筋コンクリート造14階建て、11階建ての2棟構成〉(総戸数201戸)と商業棟と駐車場を整備。延床面積は約2万3,336平方メートル。その他、公共施設としてロータリー等の「駅前広場」と、まち南側に「いちかいどう広場」を整備した。


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