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旭化成不レジ、宇都宮駅西口の複合施設を着工

「宇都宮駅西口南地区第一種市街地再開発事業」外観完成予想図

 旭化成不動産レジデンス(株)は27日、参加組合員として参画している「宇都宮駅西口南地区第一種市街地再開発事業」(栃木県宇都宮市)を着工したと発表した。

 計画地はJR「宇都宮」駅徒歩1分で、地区面積は約0.2ha。老朽化した建物が多く、中心市街地の活性化や景観形成、安心・安全なまちづくりの観点で課題があったことから、2018年に地元権利者が再開発準備組合を設立、検討してきた。今回の再開発事業においては、22年に市街地再開発組合を設立し、23年に権利変換計画の認可を受けた。

 延床面積は約1万3,420平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上20階地下1階建て。基礎免震構造とし、長期優良住宅(取得予定)、ZEH-M Oriented(取得予定)と、安心・安全・環境に配慮したサステナブルな施設を提供する。また、駅西口エリアにおいて周辺と連続したまちなみ景観を形成する緑化を実施する予定。

 低層部(1~3階)は店舗、上層部は住宅(総戸数101戸)となる。住居は1LDK~4LDK(3LDK中心)。各居室に採光と通風を確保した開放感あふれるプランニングを実現するワイドスパンを採用する。また、ホテルライクな高級感を演出し、プライバシーやセキュリティにも配慮した内廊下とする。テレワーク等に利用できる住宅共用ラウンジも設ける予定。

 竣工は26年の予定。


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