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千葉・大多喜の古民家を宿泊施設にリノベ

「田園の間」(写真奥)と「田園の間」(写真手前)

 飲食店の経営やリノベーション等のプロデュースを手掛ける「レタス不動産」の運営を手掛ける(株)カブトス(東京都渋谷区、代表取締役:神谷 節氏)はこのほど、宿泊施設「宿と食事 ローブン大多喜町」(千葉県夷隅郡大多喜町)を開業すると発表した。

 東京湾アクアライン・市原舞鶴ICから車で約20分、いすみ鉄道いすみ線「大多喜町」駅から徒歩5分、JR外房線「茂原」駅からバスで約40分。大正時代に建てられた古民家等3棟をフルリノベーションし、一棟貸しホテルとして運営する。

 母屋として使用されていた建物は、リビング、ベッドルーム1室、洋室2室、キッチン等を備えた「田園の間」とする。宿泊者専用庭があり、焚火やバーベキューを楽しむこともできる。推奨宿泊人数は4名(最大8名)。蔵として使用されていたコンパクトな建物は、ベッドルーム1室、キッチン等を備えた「蔵の間」とする。推奨宿泊人数は2名(最大4名)。いずれも1棟1組限定。

 また商店として活用されていた建物は受付・レストラン棟「城下町の間」とし、宿泊者にコース料理を提供する。不定期で、レストランのみのオープンデイも開催する計画。オープンは2024年2月の予定。

 なお、同社代表取締役の神谷氏とレストランのシェフを勤める小林陽介氏は、同宿泊施設の開業に伴い大多喜町へ移住する。


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