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枚方市駅再開発事業の複合施設、5月に竣工

「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」完成イメージ

 京阪ホールディングス(株)、京阪電気鉄道(株)、京阪電鉄不動産(株)は11日、3社が組合員の一員として参画してきた「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」(大阪府枚方市)の第3工区の複合施設「ステーションヒル枚方」が5月31日に竣工すると発表した。

 同事業の詳細は、過去のニュースを参照。「ステーションヒル枚方」は、京阪電鉄本線「枚方市」駅に直結。主要施設には店舗、事務所、ホテル、住宅など。

 1~5階の商業エリアは、既存の高架下商業施設「京阪枚方ステーションモール」と合わせた商業施設「枚方モール」となっており、“暮らしのための便利使い”をコンセプトに、食品を中心にファッション、ライフスタイル、サービス店舗をそろえた。3階の屋内アスレチック施設「トンデミ」は関西初出店。5階には、中庭やガーデンテラスを備えたパブリックスペース「ひらかたデルタ」を設けた。

 7~17階はオフィス、19~26階は「カンデオホテルズ大阪枚方」となっている。26階には露天風呂付きのスパを設置する。賃貸マンション「THE TOWER HIRAKATA」(総戸数202戸)は、鉄筋コンクリート造地上29階建て。専有面積31.23~91.3平方メートル。

 住宅とオフィスは6月1日から順次入居を開始。ホテル開業は同月30日で、商業エリア開業は9月上旬を予定する。


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