不動産ニュース / 開発・分譲

2022/12/21

枚方市駅一体の再開発、24年夏に開業/京阪G

「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」完成イメージ

 京阪ホールディングス(株)、京阪電気鉄道(株)、京阪電鉄不動産(株)は21日、3社が参画する「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」(大阪府牧方市)の第3工区(最終工区)が、2024年夏頃に開業すると発表した。

 同事業は、区域面積は約2.9ha。第3工区は、地上4階て・地上29階ての2棟からなり、敷地面積は約1,550平方メートル・約1万3,500平方メートル、延床面積は約1,500平方メートル・約9万3,770平方メートル。オフィス、ホテル、賃貸マンション、商業施設で構成する。「枚方市」駅と既存の高架下商業施設「京阪枚方ステーションモール」の一部も含めて再開発。川沿いで丘陵に囲まれた地形の特徴を生かし、「グランドレベル」「リバーレベル」で、広場やテラスなどを設け、まちに開かれた施設とする。

 商業施設は、建設中の再開発施設(低層棟)1~4階と「京阪枚方ステーションモール」のDブロックを一体で整備。同モールA~Cを含む商業施設全体の営業面積は約4万平方メートル、店舗数は約120店舗の構成となる予定。同駅東改札口から川の堤防につなげるリバーレベルには、 川沿いにテラスを配置。屋上には広場も設ける。

 オフィス(高層棟7~15階)は、ワンフロア面積は約680平方メートル。7~11階を京阪電気鉄道が事務所として利用。12~15階を貸し出す予定。ホテル(19~26階)には、「カンデオホテルズ枚方(仮称)」が出店する計画。19階にはバルコニー付きのレストラン・バンケットを、26階には露天風呂付きのスパを設ける。

この記事の用語

市街地再開発事業

都市計画で定められた市街地開発事業の一つで、市街地の合理的で高度な利用と都市機能の更新を目的として実施される事業をいう。既成市街地において、細分化されていた敷地の統合・共同化、共同建築物の建設、公共施設の整備などを行なうことにより、都市空間の高度な利用を実現する役割を担う。

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