不動産ニュース / 開発・分譲

2017/4/10

横浜・みなとみらいに超高層タワーホテル

「(仮称)アパホテル&リゾート<横浜ベイタワー>」完成イメージ

 アパホテルは7日、日本最大級となる「アパホテル&リゾート<横浜ベイタワー>」(横浜市中区、客室数2,311室)の起工式を執り行なった。

 同ホテルは、みなとみらい線「馬車道」駅徒歩3分、JR根岸線・京浜東北線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅徒歩9分。「北仲道北再開発等促進地区地区計画」B-2地区の一部に立地。鉄骨造(柱CFT)+制震部材(地上)、鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造、地下)、地上35階地下2階建ての超高層タワーホテル。

 1階・35階にはレストラン・カフェなど飲食店5区画、コンビニエンスストアや売店など2区画に加え、最大600名収容可能な大宴会場を整備する。またリラクゼーションエリアとして、露天風呂付き大浴場、屋外プール、フィットネス・エステなども併設する。

 全館LEDを採用。ガスヒートポンプエアコンにより電気使用量を削減するほか、高効率ガス給湯器、ガス・コージェネレーションシステムにより排熱を有効利用する。Low-E複層ガラス・遮熱カーテンにより断熱効果を向上させるなど、地球環境に配慮している。全客室に、LEDシーリング照明を標準設置するほか、オリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」、通常より約20%節水できるオリジナルユニットバス(卵型浴槽、サーモスタット付定量止水栓、節水シャワー)等も備える。また、50型以上の大型テレビを標準設置するほかBBCワールド無料放映やWi-Fi無料接続を導入する。

 起工式前の記者会見において、同社グループ代表の元谷 外志雄氏は、「当ホテルはビジネス需要も多く見込めるが、横浜みなとみらい周辺地区には観光名所が数多く存在することから、都会にいながらリゾート気分も楽しめる『アーバンリゾートホテル』をコンセプトに設計を進めてきた。日本最高層ホテルの『アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>』とともに今後は日本最大のホテルを所有・運営していくこととなるが、当ホテルについても高稼働・高単価を目指していきたい」と述べた。

 なお、竣工は2019年8月31日の予定。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。