不動産ニュース / 開発・分譲

2017/4/10

南千住でホステル事業第1弾/Rバンク

「&AND HOSTEL ASAKUSA North」外観

 (株)オフィスバンクグループの(株)Rバンクは、同社が企画・プロデュースしたホステル「&AND HOSTEL ASAKUSA North」(東京都台東区、36ベッド)を竣工。7日に報道陣等に公開した。

 2015年よりホステル事業の調査・研究を行ない、今回が初弾となる。販売中の更地をある企業に購入提案し、新築した。同施設の用地取得、簡易宿所運営に関するアドバイス、パートナー企業の斡旋など全般におけるコンサルティングを実施。オフィスバンクグループとして同事業の専門会社(株)PLAY&co(東京都渋谷区、代表取締役社長:鈴木 学氏)を立ち上げ、運営も行なっていく。

 延床面積212.79平方メートル。地上3階建て。東京メトロ日比谷線「南千住」駅徒歩6分に立地。事業費は土地購入費込みで1億3,000万円超。

 なお、「&AND HOSTEL」は、and factory(株)(東京都渋谷区、代表取締役CEO:小原崇幹)がプロデュースする最先端IoTデバイスを集結させたスマートホステルの商標。「&AND HOSTEL」としては福岡に続く、第2弾となる。「IoTルーム」を4室設置。同室の宿泊者には、and factoryが開発したアプリが入ったデバイスを配布。室内の照明や施錠、電源のオン・オフなどを一つのアプリで操作できる。そのほか、大手各社の協賛によって揃えた最新IoT機器を共用部に設置、自由に体験することも可能にした。

 ドミトリーは3,000円、個室は7,500円から。5日にオープンしており、ほぼ100%稼働している状況。利用者の9割が外国人。

 今後は、上野と東麻布で計画しており、いずれも既存ビルを改装する計画。2017年中に10物件程度の受注を目標としている。

一つのアプリで室内のさまざまな操作ができるなど、
IoT技術を取り入れた

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簡易宿泊所

宿泊営業施設のうち、宿泊場所を多数人で共用する設備構造のものをいう。「簡易宿所」とも称される。

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