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三菱地所(株)は31日、「大手町ゲートビルディング」(東京都千代田区)を竣工。併せて、同じ街区内で進めていた人道橋「仲通り散歩橋」と防災船着場「鎌倉河岸船着場」を千代田区に引き渡した。
農林中央金庫、(株)日立プロパティアンドサービスと共に開発を進めてきたプロジェクト。開発地は、東京メトロ東西線他および都営三田線「大手町」駅徒歩3分、JR「神田」駅徒歩6分の日本橋川沿いに位置している。敷地面積5,105.74平方メートル、建物は地上26階地下3階建て、延床面積8万5,398.71平方メートル。8~17階および19~25階は基準階面積約620坪の整形I型の一般賃貸オフィスで、竣工時点で満床。18階には貸し会議室などを併設した就業者ラウンジ「GATE LOUNGE」を設置し、ビジネス利用のほか、リフレッシュ空間、入居者同士のコミュニケーション空間としても活用してもらう。フレキシブルオフィス「xLINK大手町ゲートビル」も開設する。
2~4階は農と食のビジネス・産業を支援する施設「MINORIWA」として運営。ラウンジ、会議室、展示スペースなどを設けるほか、外部利用も可能とするイベントスペース、レンタルキッチンも備えた。また什器付きのサービスオフィス「MINORIWAサービスオフィス」も併設。新たな食の価値創造拠点として運営していく。
1~3階は商業ゾーンとして、コンビニエンスストア1店舗、飲食店舗6店舗が入居。2階にはクラフトサケ醸造所兼タップルーム「haccoba内神田醸造所」が出店する。
同ビルの開発と合わせて同社では、日本橋川に歩行者専用の人道橋を架橋し、さらに神田エリアの一部区道を地中化。大手町・丸の内・有楽町エリアを南北に貫く「仲通り」機能を神田エリアに延伸させた。さらに、南側に隣接する日本橋川には江戸時代の物流拠点「鎌倉河岸」が存在した歴史を踏まえ、防災船着場「鎌倉河岸船着場」を新設。平時には観光利用に供し、災害時には拠点を結ぶ緊急輸送ネットワークとして機能するよう整備している。
同日、完成記念式典が執り行なわれ、橋銘板が同社代表執行役執行役社長の中島 篤氏から、東京都千代田区長の樋口 顕氏に手渡された。
中島氏は「神田と大手町という違う要素がミックスされるこのビルが、ビジネスの拠点としても、にぎわいの拠点としても機能していくことに期待している」とコメントしている。
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