不動産ニュース / 調査・統計データ

2026/8/14

建設業従事者、依頼断る理由の8割が「労務費」

 建設業に特化した人材マッチングを手掛ける(株)助太刀の調査研究部門である助太刀総研は14日、建設業従事者を対象とした「元請企業の選別」に関する実態調査の結果を公表した。

 協力会社による元請企業の選別がどの程度生じているか、どのような取引条件や関係性が求められているかを調べる目的で実施。4月25日~6月14日、建設業に従事する経営者・一人親方・個人事業主・会社従業員を対象に同社「助太刀アプリ」内でアンケートを実施。有効回答数は292件。

 直近1~2年で、元請企業からの条件の合わない依頼を断る頻度を尋ねると、「頻繁にある」が7.2%、「よくある」が8.6%、「時々ある」が31.7%と、合計で47.9%に上った。一方、「あまりない」は26.6%、「全くない」は25.9%だった。

 依頼を断ったことがあるという回答者にその理由を複数回答で聞いたところ、「単価(労務費)が低い」が82.8%で最多に。次いで「工期スケジュールがタイト」が38.1%、「支払い条件が悪い」34.8%となった。同社では、「基本条件である労務費以外にも、施工を無理なく進められるか、支払いに不安がないかなどといった点が評価されている」と分析した。

 元請企業から物価高騰に伴う労務費・単価引き上げの提案や相談については、「先方から提案があった」が13.3%、「相談に応じてくれた」が39.0%、「相談できる環境ではない」が40.9%、「拒否された」が6.8%となった。過半が労務単価の引き上げを実現できた半面、単価引き上げに応じてもらえなかったという回答も47.7%に上った。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2026年9月号
対人関係、職場・生活環境を整えるには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2026/8/7

「月刊不動産流通2026年9月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
詳細は月刊不動産流通オンラインショップをご覧ください。