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自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合と参加組合員のヒューリック(株)は14日、同再開発により建設を進めていた複合施設内の商業施設「JIYUGAOKA MUSE SQUARE(自由が丘ミューズスクエア)」(東京都目黒区)を報道陣に公開した。17日に開業する。
同事業は、東急東横線・大井町線「自由が丘」駅のロータリーに面した約0.5haの事業区域内に、賃貸住宅(170戸)・オフィス・商業施設で構成する複合施設を整備したもの。敷地面積約4,000平方メートル、延床面積約4万6,000平方メートル、地上15階地下3階建て。従前は老朽化した低層の商業店舗が林立していたエリアで、道路や歩道も狭く、災害時の対応も難しかった。そこで、地権者30人が参画して敷地統合と共同化建て替えを実施。建物周囲の道路を無電柱化し、歩道状のオープンスペースを整備し、回遊性とにぎわいを創出。防災性能の強化を図った。再開発に合わせ、周辺の都市計画道路も歩車分離を図るなど先行整備。建物北側には、地域共同の荷捌き場も設置するなど、地域課題の解決にも取り組んだ。
商業施設は5階~地下1階。1階には建物を南北に貫く貫通通路を配置。東横線・大井町線の始発から終電まで開放する。物販・飲食・サービス店舗が59店舗出店。周辺エリアに住む高感度なユーザー、富裕層をメインターゲットとしつつ、5キロ圏にある二子玉川や武蔵小杉周辺ユーザーも戦略商圏と定めたテナント構成とした。コワーキングスペース「SHARE LOUNGE」とスターバックスが融合した「ラウンジ&カフェ」や、家具販売のACTUSの新業態店で植物と雑貨販売店とカフェを融合した「MODARIUM/SOHOLM CAFE」といった新業態店に加え、同地で長年にわたり愛されてきた老舗飲食店なども引き続き店を構える。
5階には、ヒューリックが展開する新しい子育て・教育の拠点「こどもでぱーと」の第3号施設が開業。子供の教育と親の負担軽減を支援する施設を1フロアに集約したもので、初のビルインタイプ。学習塾、子供専門美容院、クリニック、料理教室、託児所などが出店。4階には、自由が丘商店街振興組合が、商店街のコミュニティセンターを兼ねたコンベンションホールを設ける。
6階には、みずほ銀行が出店。7~15階は賃貸住宅「自由が丘ミューズスクエアレジデンス」(賃貸戸数123戸)。住戸は、1LDK~3LDK、専有面積約44~146平方メートル。月額賃料は、約34万〜106万円。
同日会見した同再開発組合理事長の岡田一弥氏は「東急東横線の開業以来100年間、自由が丘はファッションのまち、雑貨のまち、スイーツのまち、サロンのまちとして、バブル崩壊やコロナ禍など多少の波はあったものの、右肩上がりで成長してきた。しかし多くの建物が老朽化し、安心して歩けない狭い道、防災性にも心配があるといった課題を抱えながら、都市機能の更新ができていなかった。また東急線と東京メトロや相鉄との相互直通運転により、他の商業地との地域間競争にもさらされている。こうした変化に対応しなければと、駅前一等地の地権者が協力し再開発が始まった。既存のまちなみを生かしながら、まちに新たな機能を持たせた。次の100年に向かう、このまちのリーディングプロジェクトとしたい」と抱負を述べた。
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