リストデベロップメント(株)は4月30日、京都市下京区の京町家を再生したと発表した。
同物件はJR山陰本線「丹波口」駅徒歩6分。かつて花街として栄えた島原エリアに立地しており、「京都」駅へのアクセスにも優れている。立地特性と観光需要の高まりを受けて、空き家化していた京町家の再生に踏み切った。
土地面積は85.59平方メートル。大正期に建築されたとされる建物は木造2階建て、建物面積は88.59平方メートル。間口が狭く奥行きの広い独特の敷地形状や、通り庭・坪庭・火袋によって採光・通風を確保する伝統的な建築物で、歴史的価値は高い。
今回のプロジェクトでは、既存の屋根や柱といった構造を生かして4ベッドルームの一棟貸し宿泊施設を想定してフルリノベーション。軒瓦や漆喰壁、檜皮葺、坪庭など伝統的な京町家の要素を再現しつつ、最新の設備等を採用して機能性や快適性を確保した。