三井不動産(株)が名古屋市中村区で開発を進めていた「名古屋三井ビルディング新館」が1日、竣工した。
名古屋最大のビジネス街である名駅地区内の「名古屋三井ビルディング別館」「三井ビル駐車場」跡地で再開発を進めていたもの。
JR「名古屋」駅徒歩7分、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建て。敷地面積1,699.66平方メートル、延床面積1万7,982.78平方メートル。
高さ約10mの開放感溢れるピロティ空間を設け、またオフィスフロアは1フロア890平方メートル、天井高2,800mmを標準とするなど、ゆとりある空間設計を実現。環境配慮としてLow-E複層ガラス、日よけにルーバーを採用したほか、高効率照明器具(省エネ対応蛍光灯)、自動調光可能な照明システムなどを導入、「建築物環境配慮制度(CASBEE)名古屋」ではSクラス評価を取得した。
なお、オフィスフロアは、満室稼働でのスタートとなった。