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アットホーム、1月の賃貸物件市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は20日、首都圏における1月の賃貸物件の市場動向を発表した。

 同社への賃貸物件登録数は、居住用が58,591件(前年同月比18.1%増)で過去最高を更新した。一方、事業用は7,713件(同▲1.5%)と前年同月比は3ヵ月連続のマイナスとなった。
 1平方メートルあたり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,640円(前月比▲3.6%、前年同月比7.3%上昇)、アパートは2,050円(同変動なし、同2.0%上昇)であった。
 1戸あたり登録賃料の首都圏平均では、マンションが11.21万円(前月比▲3.4%、前年同月比3.3%上昇)、アパートは6.58万円(同▲1.9%、同▲0.5%)となった。
 居住用賃貸物件成約数は10,961件(前年同月比2.1%増)で、再び増加に転じ、1月としては過去最高を記録した。地区別に見ると、東京23区で5ヵ月ぶりの前年比増を示したことが特徴的。なお、このうち成約の35%を城南5区が占めている。23区全体の賃料は「8万円未満」、面積は「30平方メートル未満」が最も多かった。
 また、1平方メートルあたり成約賃料の首都圏平均は、マンションが2,650円(前年同月比5.2%上昇)、アパートは2,210円(同3.3%上昇)。1戸あたり成約賃料の首都圏平均では、マンションが9.82万円(同2.8%上昇)、アパートは6.70万円(同0.1%上昇)となった。


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