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新築戸建の成約価格、7ヵ月ぶりにプラス/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社のネットワークにおける2013年3月期の首都圏新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格データを公表した。対象物件は、登録物件が新築戸建9,084件、中古マンション1,392件。成約物件が新築戸建2,188件、中古マンション551件。

 新築戸建の平均登録価格は、1戸当たり3,205万円(前年同月比0.2%上昇、前月比2.3%上昇)と再びプラスに転じた。
 平均成約価格は、1戸当たり3,187万円(同2.6%上昇、同0.3%下落)と、前年同月比では7ヵ月ぶりにプラスとなった。東京23区で2月に増加に転じた5,000万円以上の物件に加え、4,000万円台の物件の成約も好調であったほか、東京都下で前年同月比2ヵ月ぶり、埼玉県で同5ヵ月ぶりに上昇したことによるもの。

 中古マンションの平均登録価格は、1戸当たり2,141万円(同0.6%下落、同1.8%上昇)と前年同月比で13ヵ月連続のマイナスとなった。平均成約価格は、1戸当たり2,041万円(同11.1%下落、同4.4%下落)といずれもマイナス。成約の多い東京23区で3,000万円以上の物件が減少、平均価格が11.8%下落したことなどが影響した。


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