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東京Aグレードオフィス、10四半期連続上昇加速フェーズに/JLL調査

 ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は、2014年第3四半期の世界主要都市のオフィス賃料動向を示す「不動産時計(プロパティクロック)」を発表した。賃料動向を時計に見立て、その都市の賃料が「下落の加速」「下落の減速(底入れ)」「上昇の加速」「上昇の減速(頭打ち)」のどこに位置するかを示すもの。

 東京のAグレードオフィス賃料は「上昇加速」。10四半期連続での「上昇加速」フェーズとなった。
その他の上昇加速フェーズの都市は、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、北京だった。

 同社リサーチ事業部長の赤城威志氏は、「まとまった空きスペースが不足している東京Aグレード市場においては、賃料上昇圧力に変化はなく、引き続き良化傾向を示すものと考えられる」とコメントしている。


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