東京都は7日、2014年9月および14年第3四半期の住宅着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工戸数は1万2,340戸（前年同月比2.8％減）と、3ヵ月連続の減少となった。
利用関係別でみると、すべての項目で減少。持家は1,480戸（同17.7％減）と8ヵ月連続で減少した。貸家は4,813戸（同2.6％減）と2ヵ月連続の減少。
分譲住宅は5,641戸（同3.5％減）と3ヵ月連続で減少し、うちマンションは4,050戸（同1.4％減）と8ヵ月連続、一戸建ては1,560戸（同9.9％減）と2ヵ月連続で減少した。
地域別では、都心3区が467戸（同77.1％減）と5ヵ月連続の減少。都心10区では2,559戸（同34.7％減）、区部全体では8,990戸（同6.6％減）とそれぞれ2ヵ月ぶりに減少した。市部では3,286戸（同8.7％増）と2ヵ月ぶりに増加した。
また、第3四半期の新設住宅着工戸数は3万5,489戸（前年同期比5.8％減）と2期連続で減少。
利用関係別でみると、すべての項目で減少。持家は4,657戸（同19.4％減）と3期連続で減少した。貸家は1万4,686戸（同0.5％減）と6期ぶりに減少。分譲住宅は1万5,263戸（同8.5％減）と6期連続で減少し、マンションは1万171戸（同8.7％減）と6期連続で、一戸建ては4,984戸（同8.4％減）と2期ぶりに減少した。
地域別では、都心3区が1,288戸（同61.7％減）と2期ぶりに減少。都心10区は7,638戸（同20.6％減）、区部全体では2万6,787戸（同1.7％減）といずれも2期連続で減少した。市部では8,571戸（同16.5％減）と3期連続の減少となった。