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首都圏分譲マンション賃料、安定傾向が続く/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは18日、2016年8月の三大都市圏分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たりの平均賃料は2,663円(前年同月比0.1%上昇)で、わずかながら上昇。4月以降は大きな変化はみられず、安定した水準となっている。都県別では、東京都が3,230円(同0.2%上昇)、神奈川県は2,019円(同1.3%低下)、埼玉県は1,606円(同0.3%低下)、千葉県は1,540円(同0.4%低下)。東京は直近1年での最高値を更新、それ以外の3県は弱含んだ。

 また、近畿圏の平均賃料は1,783円(同0.1%上昇)と、6月以降続いていた低下傾向に歯止め。中部圏は1,556円(同0.8%低下)と、ピークアウトの兆しが見えている。


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