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建築物リフォーム工事、受注件数62.4%増/国交省調査

 国土交通省は31日、2015年度下半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を発表した。15年10月1日~16年3月31日を元請けとして受注した増築、改築、改装などの工事を対象に、受注高や各月最初に受注した個別工事内容などを建設会社に聞いた。

 調査期間中の建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は5兆9,562億円(前年同期比22.8%増)。このうち住宅は1兆9,770億円(同10.0%増)であったが、非住宅建築物は3兆9,792億円(同30.4%増)と大幅に増加した。

 住宅のリフォーム・リニューアル工事の受注件数は309万229件(同62.4%増)と大幅増に。目的は「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が209万5,723件(同64.9%増)、「省エネルギー対策」が24万1,523件(同52.1%)、「高齢者・身体障碍者対応」が15万6,661件(同40.5%)などとなった。

 住宅1件当たりの工事受注額は、一戸建て、共同住宅(専有部)とも「50万円未満」が最多となった。


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