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首都圏既存戸建て価格、2ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは7日、2018年5月の主要都市圏・主要都市別の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,378万円(前月比0.4%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都が5,751万円(同6.5%上昇)と反転上昇。神奈川県は3,481万円(同4.3%下落)、千葉県は2,060万円(同3.9%下落)と反転下落した。埼玉県は2,458万円(同6.2%上昇)と反転上昇となった。

 近畿圏の平均価格は2,601万円(同6.7%上昇)と反転上昇した。府県別では、大阪府が2,794万円(同5.6%上昇)と3ヵ月ぶりの反転上昇。兵庫県は2,479万円(同3.1%上昇)と3ヵ月連続の上昇となった。京都府は4,068万円(同17.9%上昇)と大きく上昇した。

 中部圏の平均価格は2,160万円(同1.7%下落)と2ヵ月連続で下落。愛知県も2,592万円(同3.6%下落)と2ヵ月連続で下落している。

 福岡県は1,869万円(同4.5%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。前年同月比では12.9%の上昇となっており、価格は依然強含んでいる。


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