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東京グレードA空室率、4期連続で過去最低

 シービーアールイー(株)は23日、2019年第1四半期の「全国13都市のオフィス市場動向調査」結果を発表した。

 東京は、グレードA(主要5区)の空室率が0.6%(前期比0.1ポイント減)と、 4期連続で過去最低値を更新。主要5区の既存ビルではまとまった空室がほとんどないため、竣工前のビルのプレリーシングが順調に進み、今期竣工したグレードAビルも満室稼動でスタートした。オールグレード(同社独自設定のオフィスエリア内)の空室率は0.6%(同0.2ポイント減)。グレードAの坪当たり賃料は3万7,600円(同0.5%上昇)。今後1年間でグレードAの空室率が1.2ポイント、賃料が0.3%上昇すると予測した。

 大阪は、わずかな空室が館内増床により消化し、グレードAの空室率が0.5%(同0.5ポイント減)と1%を大きく下回った。 オールグレードの空室率も1.3%(同0.4ポイント減)と、いずれも過去最低値を更新した。グレードA賃料は2万4,350円(同2.1%上昇)。

 名古屋も、グレードA空室率が0.1%(同0.4ポイント減)、 オールグレード空室率が1.0%(同0.1ポイント減)と過去最低値を更新。グレードA賃料が2万6,650円(同0.8%上昇)。


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