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オフィス通勤時間は平均49分/ザイマックス

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は4日、「首都圏オフィスワーカー調査2019」を発表した。首都圏勤務者の通勤の実態にフォーカスし、通勤ストレスがオフィスワーカーに与える影響を調査。20~69歳の男女2,144人を対象に実施し、2,009人から有効回答を得た。

 通勤時間の実態については、自身が在籍するオフィスへの通勤時間の平均値は49分だった。全体的に女性より男性の方が平均通勤時間が長く、最も通勤時間が長いのは60歳代男性で60.3分。最も短いのは60歳代女性で36.7分だった。役員・管理職・正規・非正規別では、管理職の通勤時間が最も長い結果となった(56.8分)。

 通勤ストレスが満足度に与える影響については、通勤ストレスが低いグループほど仕事満足度は高くなる傾向(平均仕事満足度5.9)が見られ、通勤ストレスが低いグループほどプライベート満足度が高い(平均プライベート満足度6.3)傾向がみられた。

 通勤ストレスが生産性やエンゲージメントに与える影響については、通勤ストレスが低いグループほど、生産性やエンゲージメントに関する項目の評価が高い傾向がみられた。特に「毎日楽しく働けている」と回答した割合は、通勤ストレスが高いグループ(35.3%)に比べ、通勤ストレスが低いグループ(68.1%)の方が30ポイント以上高い結果となった。


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