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マンション賃料指数、全エリア100超を維持

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は24日、2019年第2四半期(19年4~6月)のマンション賃料インデックスを公表した。

 アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報をもとに、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に賃料変化を指数化している。なお、指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00~」が大幅に上昇とする。

 当期の全国主要都市のインデックス(総合)は、首都圏では東京23区111.14(前期比+0.40)、東京都下100.88(同+0.41)、横浜・川崎市103.87(同+0.47)、千葉西部102.87(同-0.07)、埼玉東南部103.34(同+0.18)と、全エリアで100超の水準を維持した。

 地方都市については、札幌市112.81(同-2.43)、仙台市116.26(同-0.31)、名古屋市100.62(同-2.81)、京都市112.12(同+0.70)、大阪市121.34(同+1.67)、大阪広域104.25(同+0.95)、福岡市108.34(同-0.34)。

 東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18~30平方メートル未満)が109.12(同+0.46)、コンパクトタイプ(30~60平方メートル未満)が113.38(同+1.08)、ファミリータイプ(60~100平方メートル未満)が106.31(同-0.97)だった。


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