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19年のレインズ新規登録は微減

 (公財)不動産流通推進センターは22日、2019年(1~12月)の全国の指定流通機構の活用状況を発表した。

 同年の新規登録件数は552万8,389件(前年比0.2%減)、19年末の総登録件数は79万3,216件(同5.5%減)となった。

 売り物件の新規登録件数は204万3,130件(同14.6%増)。マンション・一戸建て住宅、土地・住宅外全部・住宅外一部のすべてでプラスとなった。成約報告件数は18万7,150件(同2.8%増)、総登録件数は38万1,690件(同9.0%増)といずれも増加した。

 新規登録売り物件の取引態様別物件数は、専属専任が23万2,254件(同1.5%増)、専任媒介65万7,367件(同16.0%増)、一般媒介59万5,058件(同20.3%増)。専属専任と専任媒介が占める全体での割合は43.5%(同1.1%減)で、3年ぶりに減少に転じた。

 賃貸物件の新規登録件数は348万5,259件(同7.2%減)とマイナス。総登録件数は41万1,526件(同15.9%減)となった。

 なお、19年12月分の新規登録件数は33万8,174件(前月比8.3%減)と、前月比では2ヵ月連続のマイナスとなった。成約報告件数は4万3,683件(前年同月比6.0%減)と8ヵ月連続のマイナス、前月比でも3.9%減とマイナスに転じた。総登録件数は79万3,216件(同5.5%減)で45ヵ月連続のマイナス、前月比でも1.3%減と、3ヵ月ぶりにマイナスに転じた。

 物件別では、売り物件の新規登録件数が12万6,781件(前月比8.3%減)と2ヵ月連続でマイナス、成約報告件数は1万4,711件(同4.4%減)とマイナスに転じた。総登録件数は38万1,690件(同0.3%減)と、3ヵ月ぶりにマイナス(3.4%減)に転じた。

 賃貸物件は、新規登録件数が21万1,393件(同8.3%減)と2ヵ月連続でのマイナス、成果報告件数は2万8,972件(同3.6%減)とマイナスに転じた。総登録件数は41万1,526件(同2.3%減)と、連続でのマイナス。


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