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賃貸経営で苦労した点、家賃減額・滞納等がトップ

 健美家(株)は、同社が運営する不動産投資サイト「健美家」の登録会員を対象に、2020年上半期(1~6月)の不動産投資・賃貸経営に関する苦労に関するアンケートを実施。25日、調査結果を公表した。
 調査期間は2020年7月30日~8月6日、インターネットでアンケートを行なった。有効回答数は128人。

 不動産投資・賃貸経営において、大変だったこと/苦労したことがあるかの問いでは、「大いにある」が26.6%、「ある」が27.6%、「少しある」が22.0%となり、あると回答した人が7割超となった。一方、「全くない」は24.4%にとどまった。

 続いて、大変だった/苦労した内容を11の選択肢で尋ねたところ、最も多かったのが、「退去・滞納・家賃減額」「入居付け・リーシング」で19.6%だった。次いで、「物件の購入」「リフォーム・設備工事」が14.5%、「入居者対応・トラブル」が10.1%となった。

 また、新型コロナウイルス感染症に関連したエピソードが多数寄せられ、「価格を下げてもコロナ禍で内見がパッタリ止まって、どうにもならない」「退去および家賃支払いの延期」「空室後の原状回復工事がかなり滞留した」「貸し会議室の運営がコロナで一気に悪化し撤退を決断するに至った」「コロナ期においての入居者騒音問題」等が挙がっている。


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