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受注好調で通期見通しを上方修正/タマホーム

 タマホーム(株)は18日、2021年5月期第2四半期決算(連結)の決算説明会を電話会議形式で開催した。当期(20年6月1日~11月30日)の業績については、14日のニュースを参照。

 主力の住宅事業において、ウェブ面談の活用など、行動様式の変化に応じた柔軟な対応が奏功。前期末以降、資料請求による集客数が増加したほか、展示場への来場者数も前期並みで推移した。受注においても、今冬のコロナ第3波に備え、「早期受注・早期着工・早期引渡」を目標に販促策を展開。期末時点の受注高は前年比2ケタ増の水準で推移。20年1月よりコストパフォーマンスに優れた期間限定商品を販売開始したことも受注を後押しした。

 これらの要因から、前期に発表した通期の業績見通しを上方修正。売上高2,100億円(前回予想比7.6%増)、営業利益90億円(同20.0%増)、経常利益89億円(同23.6%増)、当期純利益52億円(同30.0%増)を見込む。同社代表取締役副社長の玉木克弥氏は、「住宅事業においては、着工平準化が進んでいるほか、受注も好調な状況を維持している。感染再拡大に伴う外出自粛等による集客数減を見据え、引き続き早期受注・早期着工・早期売上の営業方針を取っていきたい」などと語った。


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