不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/1/14

販管費減で減収増益/タマH21年5月期2Q

 タマホーム(株)は14日、2021年5月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 同期(20年6月1日~11月30日)の売上高は986億3,400万円(前年同期比0.6%減)、営業利益42億3,700万円(同3.0%増)、経常利益42億600万円(同5.5%増)、四半期純利益31億4,700万円(同25.4%増)。営業利益は上場来過去最高を2期連続で更新した。

 主力の住宅事業は、前年同期水準で引き渡しが進捗。価格改善傾向が想定を上回り、利益も改善した。注文住宅の引渡棟数は4,511棟(同4.0%減)、セグメント売上高は788億1,800万円(同0.2%増)、営業利益は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い広告宣伝活動を見合わせたことから販売費・一般管理費が減少し、17億4,800万円(同576.3%増)となった。
 受注面では、注文住宅受注棟数が5,992棟(同15.4%増)、戸建分譲受注棟数は474棟(同38.6%増)、合わせた受注金額は1,080億8,000万円(同18.7%増)となった。

 不動産事業では、戸建て分譲事業の引渡棟数が455棟(同50.1%増)と大幅に増加。しかし、前年同期は販売用不動産の売却収益があったことから、セグメント売上高154億8,500万円(同2.4%減)、営業利益16億6,300万円(同47.4%減)にとどまった。

 通期業績については売上高2,100億円、営業利益90億円、経常利益89億円、当期純利益52億円を見込む。

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