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借り換え後の金利タイプ、「変動型」が49.2%

 (独)住宅金融支援機構は、「2021年度 住宅ローン借換えの実態調査」結果を発表した。

 21年4月~22年3月に住宅ローンの借り換えをした人を対象に、インターネットでアンケート調査を実施した。調査期間は22年4月28日~5月6日。回答者は998人。

 借り換え後の金利タイプを時系列でみると、「変動型」は49.2%(前年度比1.0ポイント下落)、「固定期間選択型」は43.9%(同2.4ポイント上昇)、「全期間固定型」は6.9%(同1.4ポイント下落)だった。借り換え前の構成比は変動型が40.4%、固定期間選択型が45.4%、全期間固定型が14.2%。

 金利タイプ別の借り換え理由は、すべての金利タイプにおいて「金利が低くなるから」(構成比:変動型61.9%、固定期間選択型43.4%、全期間固定型52.2%)がトップ。次いで「返済額が少なくなるから」(同40.7%、同32.4%、同49.3%)となった。一方で、固定期間選択型および全期間固定型では「今後の金利上昇や毎月の返済額増加が不安になったから」が変動型よりも高くなった。


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