不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

首都圏既存M価格、上昇基調に一服感

 (株)東京カンテイは22日、2022年11月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。

 首都圏の既存マンション価格は4,807万円(前月比2万円低下)とほぼ横ばいで推移。21年5月以来の上昇傾向が一服した。都県別では、東京都6,399万円(同0.1%低下)、神奈川県3,659万円(同0.9%上昇)、埼玉県3,009万円(同1.1%上昇)、千葉県2,732万円(同1.8%上昇)。神奈川・埼玉・千葉の3県で上昇したものの、サンプル数の多い東京都が4ヵ月ぶりに弱含んだことで首都圏全体では横ばいでの推移となった。

 近畿圏は2,888万円(同0.7%上昇)と反転上昇。大阪府は3,123万円(同0.7%上昇)、兵庫県は2,509万円(同1.0%上昇)だった。大阪府は直近の最高値を更新、兵庫県は集計を開始して以来初めて2,500万円台に乗せた。

 中部圏は2,281万円(同1.3%上昇)と上昇傾向が続いた。愛知県は2,416万円(同1.1%上昇)。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら