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22年度3Qリフォーム工事、受注高が9.4%減

 国土交通省は10日、2022年度第3四半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を発表。10~12月に元請けとして受注した建築物リフォーム・リニューアル工事について、建設業許可業者5,000者を対象に調査した。

 建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は2兆8,603億円(前年同期比9.4%減)。そのうち住宅に係る工事は9,372億円(同9.3%減)、非住宅建築物は1兆9,230億円(同9.5%減)だった。

 工事種類別では、住宅の「増築工事」が114億円(同5.0%減)、「一部改築工事」が253億円(同26.2%増)、「改装・改修工事」が7,206億円(同14.2%減)、「維持・修理工事」が1,799億円(同11.5%増)。

 非住宅建築物は、「増築工事」が748億円(同68.1%減)、「一部改築工事」が317億円(同4.3%減)、「改装・改修工事、維持・修理工事」が1兆8,165億円(同2.2%減)となった。

 工事目的別の受注件数は、住宅は「劣化や壊れた部位の更新・修繕」(174万5,469件、同13.6%増)、「省エネルギー対策」(7万1,095件、同7.1%増)の順に多かった。非住宅建築物も「劣化や壊れた部位の更新・修繕」(53万7,282件、同27.1%減)、「省エネルギー対策」(4万1,146件、同33.0%減)の順だった。


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