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23年度前期の定借分譲マンションは462戸

 (公財)日本住宅総合センターはこのほど、2023年度前期(4~9月)の「定期借地権事例調査」結果を発表した。

 1993年2月の定期借地権付住宅第1号の発売以降、2023年9月末までに収集した事例数は6,912件・6万392区画(戸)となった。このうち、戸建ては6,113件・3万2,654区画、マンションは799件・2万7,738戸。

 23年度前期に収集した事例数は、戸建てが25件・48区画。都道府県別では、愛知県の27区画が最多で、全体の約56%を占める結果となった。2位は京都府の8区画、千葉県が4区画と続いた。土地面積は、最大面積が200平方メートルを超える事例が25件中13件で全体の約52%。11年以降、比較的小規模物件のシェアが大きい傾向が続いている。

 マンションの収集事例は17件・462戸。前年同期(16件・602戸)と比較すると、1件当たりの戸数は約38戸から約27戸と減少している。都道府県別では、大阪府が最多で209戸。以下、東京都182戸、京都府が38戸と続いた。マンション別の最大専有面積は約85平方メートルだった。


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