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インドネシアで戸建住宅開発/霞ヶ関キャピタル

「Citaville Pilar Cikarang」住戸イメージ

 霞ヶ関キャピタル(株)は21日、現地法人PT. Kasumigaseki Development Indonesiaを通じて、インドネシア共和国の不動産ディベロッパーであるPT Baruna Realty(ジャカルタ、CEO:Okie Imanto Widjaya氏、以下、グリーンウッズ社)と共同事業スキームを構築。戸建住宅開発プロジェクト「Citaville Pilar Cikarang」(ジャカルタ、販売戸数316戸)の投資に関する契約締結を発表した。

 同プロジェクトは、ジャカルタ中心地まで電車で約50分、車で約1時間10分。ジャカルタのベッドタウンとして成長著しい「ブカシ地区」に位置する。周辺は高速道路に沿った工業団地で、隣接するチカラン・カラワン地区にはインドネシアに進出する日系企業約1,800社のうち約半数の企業が集中するなど、今後も高い住宅需要が見込まれている。敷地面積3万7,303平方メートル。販売面積2万662平方メートル。戸建住宅とタウンハウスの2タイプを提供する。

 戸建住宅に強みを持ち、中間層向けの開発で実績を持つグリーンウッズ社とパートナーシップを構築することで、同地での事業を推進していく。将来的には、グリーンウッズ社のソーシング力を生かした物流事業参画も計画しており、同プロジェクトはその第一歩と位置付けている。

 着工は2021年6月、販売開始は同年9月の予定。


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