不動産ニュース / その他

2001/4/17

日本E.R.I.、東京三菱銀行・第一勧業銀行と住宅ローン新設

 日本E.R.I.は、東京三菱銀行および第一勧業銀行と提携住宅ローンを新設すると発表した。

 新設するローンは、住宅性能表示制度に基づいて同社により性能評価を受けた住宅(評価住宅)のうち、一定基準(※)を充足した住宅に適用され、通常の住宅ローンより金利優遇(両行ともに固定金利の場合は店頭表示金利より▲0.3%、変動金利の場合は店頭表示金利より▲0.2%)するというもの。これにより、同社では住宅性能表示制度の消費者への普及を大きく促進するものと期待している。

 なお、このような内容の金利優遇制度は全国規模では初の試みで、東京三菱銀行はすでに4月より取り扱いを開始し、第一勧業銀行では5月より取り扱いを開始する予定。
 また、今後同社では他の金融機関にも同様の制度導入を申し入れ、より多くの金融機関での展開を目指す。

※東京三菱銀行
 (1)日本E.R.I.発行の性能評価書において、「耐震等級(倒壊防止)」「耐震等級(損傷防止)」がいずれも2等級以上または「耐震性能」が基準法の定める基準の1.15倍以上
 (2)日本E.R.I.が認定する「耐久性ランク」がAまたはBである

※第一勧業銀行
 (1)日本E.R.I.発行の性能評価書において、「耐震等級(倒壊防止)」「耐震等級(損傷防止)」「劣化対策等級」がいずれも2等級以上
 (2)日本E.R.I.が認定する「耐久性ランク」がAまたはBである
 (3)日本E.R.I.の子会社である日本住宅ワランティ(株)により、「10年瑕疵保証」の対象になっている

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