不動産ニュース / 開発・分譲

2001/5/29

長谷工コーポレーション「平成13年3月期決算」を発表

 (株)長谷工コーポレーションは29日、「平成13年3月期 決算短信」を発表した。

 当期単体業績の売上高は3,591億8,200万円(前期比42.5%増)、営業利益は202億3,400万円(同93.8%増)、経常利益は180億4,400万円(同193.5%増)、当期純利益は▲212億7,800万円(前年度は33億8,800万円)と減収であっものの、受注高は3期ぶりに3,000億円台に回復した。
 当期連結業績(対象21社)の売上高は4,589億1,800万円(前期比22.3%増)、営業利益は261億3,600万円(同47.7%増)、経常利益は147億8,300万円で前年度の▲20億5,300万円から一転し、増収となった。当期純利益は953億900万円(同83.0%増)。

 当期の業績について同社では、グループ基幹事業のマンション事業の市場が好調だったこと、それに伴いグループのトータルプロデュース力を生かした提案型の営業活動を積極的に展開したことなどを増収の要因に挙げている。また財務面においては、今期の好調収益および資産処分による回収資金で有利子負債の削減を進め、債務免除による減少も含め連結ベースの有利子負債は約2,331億円減少の5,211億円余り(前期比30.9%)と財務体質の改善にも努めた。

 次期見通しについては、今期同様グループのトータルプロデュース力を生かした提案型の営業活動をさらに強化するとともに、新収入源の確保にも取り組み、連結業績売上高4,300億円、営業利益215億円、経常利益110億円、当期純利益15億円を見込む。

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