不動産ニュース / 開発・分譲

2001/6/4

【編集部取材】ポラスグループ、「デザインセンター」6月9日オープン

「デザインセンター」内部
「デザインセンター」内部

 ポラスグループの(株)中央住宅・マインドスクェア事業部とグローバルホーム(株)は、埼玉県川口市に「デザインセンター」を設立、6月9日にオープンする。

 同社らは、松伏ゆめみ野ニュータウン(埼玉県越谷市)で今年1月に分譲開始した戸建て住宅において、標準設備・オプションを多数用意したところ、物件の付加価値を高めるだけでなく多様なユーザーニーズに対応可能となり、対顧客の満足度を高めることに成功した。
 こうした背景をもとに同社らは「デザインセンター」を設立、購入前の顧客に具体的イメージの確立や知識習得の場を提供することで、より快適な住空間を実現すると共に、購買意欲の向上や以後のトラブル防止にも役立てる考え。

 同センターでは家を構成する躯体・リビング・キッチン・バス・外装・エクステリアなど14コーナーに約1,200点の部材を展示している。各コーナーでは照明変化による見え方の違い、温度差による状態変化の違い、階段差による昇降感覚の違いなど、いずれも自分の目で見て、触って、体感する体験型の施設となっている。

 なお、同社らは今年度中にプレカット工場、来年度中に2×4のパネル工場を同施設1階に新設し、3年後にSI型建売り住宅の本格参入をめざす。また、これに伴い「デザインセンター」の充実化を図るため、現在5名のインテリアコーディネーターを3年後に20名体制に強化していく。

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