不動産ニュース / ハウジング

2001/8/9

旭化成、「ヘーベルハウス ハイ・キュービック『○(エン)』」販売開始

「ヘーベルハウス ハイ・キュービック『○(エン)』」外観
「ヘーベルハウス ハイ・キュービック『○(エン)』」外観

 旭化成(株)は、和の知恵を生かしたトップハットルーフの2.5階住宅「ヘーベルハウス ハイ・キュービック『○』」を8月10日より発売する。

 同戸建て住宅は「家族のためのゆとりある生活空間を実現し、心の安らぎを取り戻す家」をテーマに、外観は日本建築の特徴である「母屋(もや)+下屋(げや)」という伝統的構法を切妻の母屋と独立円柱の下屋で構成し、ツートンカラーにすることで現代的にアレンジしている。 
 住戸内には日本建築の特徴である空間の曖昧性を「縁(えん)」「気(き)」「設(しつらい)」のキーワードで提案する。「縁」とは外を緩やかにつなぐ中間領域のことで、現代版の「縁側」をイメージした「半屋外スペース」。「気」は家族の気配を感じやすくするための内部空間のつながりで、仕切りの開閉など用途に応じた多目的利用できる大空間(吹き抜けを生かしたトップハット空間)。「設」は季節や目的に合わせて家具などを整える住まい方の知恵のことで、大型集中収納が可能な「屋根裏空間」の利用や、居住面積を減らすことなく収納量を確保できる「ウォールファニチャーシステム」および和室の「床上げ収納(タタミ仕上げ)」をなど提案する。
 価格は3.3平方メートルあたり56万円~で、初年度は年間500棟の販売を見込む。

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