大東建託(株)は19日、5月22日公表した平成14年3月中間期(平成13年4月1日~平成13年9月30日)の業績予想を上方修正した。
今回の修正により同期の単独業績予想は、売上高1,228億円(従来予想1,210億円)、経常利益125億円(従来予想95億円)、当期純利益69億円(従来予想54億円)へと修正された。
また連結業績予想は、売上高1,343億円(従来予想1,335億円)、経常利益134億円(従来予想104億円)、当期純利益73億円(従来予想59億円)へと修正された。
修正の理由として同社は、単体については、工事の進捗が順調に推移し、完成工事高が予想より約13億円増加する見通しとなったこと。また、原価の上昇をある程度抑制できたことで、完成工事総利益率が計画より0.9ポイント上回ったとこと。販売費および一般管理費についても、計画していた経費の発生が下期にずれ込んだため、当初計画を8億円程度下回ったことなどにより、上方修正となったとしている。連結の修正については、単体の業績予想の修正が主な上方修正となったとし、通期においては、前回の予想通りとなる見込みとしている。