大東建託（株）は9日、同社管理住宅へのプロパンガス供給を行なうため新会社2社を6月27日設立、両社が2001年度内に事業開始する見通しであることを明らかにした。
大東建託100％出資の新会社は（株）ガスパル関東（東京都港区、資本金3億円、門内仁志社長）と（株）ガスパル中部（同）で、同社がプロパンガス供給をサービスメニューに加えることにより、入居者の利便性向上と管理サービスの充実を図り、他社との差別化を推進するとしている。
新会社2社では、千葉県エリアおよび愛知県エリアの同社管理物件各3,000戸にプロパンガス（LPG：液化石油ガス）の供給をめざし、ガス機器・設備の販売促進を行なう。
大東建託は、2002年度に2社合計で売上高2億7,000万円を見込む。また、2003年以降に同様の子会社を6地域に順次設立し、2006年度にはガスパルグループ全体で80億円の売上高をめざす。
