不動産ニュース / 開発・分譲

2001/11/22

【編集部取材】三菱地所、「2002年3月期 中間決算」発表

 三菱地所(株)は22日、「2002年3月期 中間決算短信」を発表した。

 当期単体業績の売上高は1,912億5,900万円(対前期比16.2%増)、営業利益は274億8,800万円(同13.1%増)、経常利益は149億7,400万円(同64.6%増)、中間純利益は58億7,200万円(同▲44.9%)であった。
 当期連結業績(対象195社)の売上高は3,042億5,700万円(対前期比13.4%増)、営業利益は337億1,200万円(同4.8%増)、経常利益は187億700万円(同26.6%増)、中間純利益は69億5,800万円(同▲37.8%)であった。
 今期は、米国関連会社のロックフェラーグループ(株)傘下で、オフィスビルビル経営を行なうクッシュマン&ウェイクフィールド社が為替の影響により減収となったほか、戸建て住宅の受注が落ち込むなどの減収要因はあったものの、マンション売上げによる大幅増収やビル事業の増収などにより、堅調な業績となった。
 今後の見通しについては、為替の影響など減収要因はあるものの、マンション事業、ビル事業の増収も続くとの見方から、通期業績は売上高6,410億円、営業利益750億円、経常利益450億円、当期純利益205億円を見込んでいる。
 なお、当期減収要因となったクッシュマン&ウェイクフィールド社および三菱地所ホームについては、すでにリストラ策やコスト削減等の経営戦略を実施しており、三菱地所ホームにおいては次期黒字転換となる予定。
 また、当期上場した不動産投資信託(REIT)のジャパンリアルエステイト投資法人については、5年後に売上高10億円、経常利益5億円を見込むとしている。

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