不動産ニュース / ハウジング

2001/11/30

積水ハウス、三菱電機らと共同で家電機器の省エネルギー制御システムを開発

 積水ハウス(株)は29日、三菱電機(株)、(株)アイ・エル・シー(広島県広島市、社長:大西英作氏)と共同で、家庭内ネットワークを利用した家電機器の省エネルギー制御システムを開発し、「スカイレールタウンみどり坂」(広島県広島市)の戸建住宅100棟において実証実験を開始すると発表した。

 今回開発された「エコ・コミュニケーションコントロールシステム」(以下、ECCS)は、同社の生活ソフト技術と、三菱電機の家庭内ネットワーク技術、アイ・エル・シーの制御ソフト技術を組み合わせ、家庭内ネットワークを利用し家電機器のエネルギー使用量を適切に制御するというもの。有線や無線の家庭内ネットワークに対応できるように設計されており、既存住宅への設置も簡単に行なうことができる。
 実証実験は、住民協力のもと2002年2月から2年間の予定で行なわれ、エアコンと1、2階ホールの照明を人感センサと連動して制御し、不在時の運転や点灯を防止することでエネルギー消費を抑制する。電力削減目標は、世帯全体の約11%。
 なお価格は、同実証実験のシステムでエアコンを含めると約120万だが、エアコン等を含まない量産の最小構成では10万円以下に抑えられる予定。同社では実証実験の成果を踏まえて商品開発を行ない、2004年をめどに販売する住宅に順次装着していくとしている。

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